【若手社員向け】仕事で漠然と悩んだときに読みたい書籍6選

会社に入ったはいいけど、漠然と「このままで良いのか」と悩んでいませんか?
親が「安心する」「喜んでくれる」と思って、就活を頑張ったけれど、正直もう辛いと感じ始めていませんか?

会社に入りたての頃は仕事をするだけで疲れて、休日は上司に言われた指摘や嫌味が頭をグルグルして疲れて、1日中寝たきりになることもあるでしょう。
気づいたら、日曜日の夕方なんて方も多いのではないでしょうか。
会社に入って2年目~5年目くらいの社員で、漠然と悩んでいる方にオススメしたいのが読書です。
書籍から仕事のTipsを学ぶことで、社会人として成長することが出来ます。
私は、社会人2年目で漠然と悩んでいる時にビジネス書を読んで知識を得たことで、次第に悩みを解決していくことができました。

そこで、今回は職種や業界関係なく、悩める若手の会社員に読んでほしい書籍を紹介します。
読書はストレス発散の効果もあります。
アウトプットする余裕がなくても、まずは書籍を手に取ってみると気持ちが軽くなるかもしれません。

目次

オススメの書籍

仕事で漠然と悩んだときに、漠然としている悩みを適切に言語化するためのヒントになったり、悩みを解決するための一歩となるような書籍を紹介します。

古川武士「書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される」
(ダイヤモンド社)

『書く瞑想』は、1日15分「ただ紙に書き出す」というシンプルな習慣によって、心のモヤモヤや思考の混乱をクリアにしていく実践的なメンタルケアが学べる書籍です。

頭の中にある不安や焦り、整理しきれない感情を言語化することで、自分を客観的に見つめ直すことができます。
自分の悩みを適切に言語化するスキルは、社会人になるとますます必要とされます。
自分の抱えている悩みを言語化できないと、上司と適切に意思疎通ができなくなったり、自分がハラスメントに遭い会社に報告をしても、相手に意図が伝わらず適切に解決しない可能性が高くなります。
自分をまもるためにも、仕事をスムーズに進めるためにも、言語化するスキルは必要になります。

「毎日なんとなく疲れている」
「考えがまとまらずに焦ってしまう」
「何に悩んでいるのかすらわからない」
「自分の気持ちがよくわからない」
漠然と悩みを抱えている方にオススメです。
特別なスキルも道具も必要なく、紙とペンさえあればすぐに始められる手軽さも魅力です。

忙しい中でも自分と向き合う時間を持つことで、ストレスと上手に付き合いながら、仕事にも集中できる心の土台を築けます。

グレッグ・マキューン(著), 星井博文(シナリオ制作), サノマリナ(作画), 髙橋璃子(翻訳)「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」
(かんき出版)

『マンガでよくわかるエッセンシャル思考』は、本当に重要なことだけに集中するための思考法マンガでわかりやすく解説した書籍です。

仕事に慣れてきた若手社員が陥りがちな「頼まれたら全部やらなきゃ」「忙しいほど頑張っている気がする」といった思い込みを手放し、優先順位をつける大切さを教えてくれます。

「いつもタスクに追われている」
「頑張っているのに成果が出ない」
「やることが多すぎて疲れている」
ある程度仕事を任されているが、タスクが多すぎて追いついていない方にオススメです。

マンガ形式なので読みやすく、主人公の成長に共感しながら自然と実践的なヒントが得られます。
忙しさから抜け出し、本当に大事なことに集中したい人にぴったりの一冊です。

ハル・エルロッド (著), 鹿田 昌美 (翻訳)「朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド」
(大和書房)

『朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド』は、1日を最高の形でスタートさせるための朝習慣を学べる書籍です。
著者ハル・エルロッドが提唱する「SAVERS」と呼ばれる6つの習慣(沈黙・アファメーション・視覚化・運動・読書・記録)を朝に取り入れることで、自己肯定感や集中力、生産性が大きく向上すると説いています。

社会人は、朝の時間を充実にすると生活に充足感がでてきます。
朝の時間に着目する理由は、他者に邪魔されることがなく、自分の時間を確保しやすいからです。
就業後に自分の時間を設けようとすると、残業などで十分に時間が取れなくなります。


「なんとなく毎日が始まり、気づけば終わっている」
「仕事に追われて自己成長の時間が持てない」
毎日の生活が仕事と睡眠の往復だと感じはじめた方にオススメです。

朝の時間を意識的に使うことで、心と体が整い、前向きな1日を自分でつくれるようになります。
「変わりたいけど何から始めればいいかわからない」という人にこそ読んでほしい、人生を前進させるヒントが詰まった書籍です。

安川 康介「科学的根拠に基づく最高の勉強法」
(KADOKAWA)

『科学的根拠に基づく最高の勉強法』は、脳科学や心理学などの研究データに基づき、効率よく学び、知識を定着させる方法を解説した書籍です。
インプットとアウトプットのバランス、記憶に残る復習タイミング、集中力を維持する方法などが具体的に紹介されており、自己流の勉強に限界を感じている人にとって、大きなヒントになります。

「業務で必要な知識がなかなか身につかない」
「資格試験の勉強がうまくいかない」
「時間をかけているのに成長を実感できない」
資格取得が思うように進まない方にオススメです。

成長意欲はあるのに結果が出ない…そんな壁にぶつかっている人が、正しい学び方を知ることで、努力が成果につながる手応えを得られるはずです。

ロバート キヨサキ、白根 美保子 (翻訳)「改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」(筑摩書房)

『金持ち父さん 貧乏父さん』は、著者が「金持ちの父」と「貧乏な父」から受けた教えを通して、お金に対する根本的な価値観を考え直す書籍です。

学校ではあまり教えてくれない「資産とは何か」「収入の柱をどう作るか」といった実践的な視点が、これから長い社会人生活を始めるにあたって非常に役立ちます。
貯金や節約だけでなく、経済的自立という視点を持つことの重要性を知るきっかけになるでしょう。

「将来お金に困らない生き方をしたい」「働き方やキャリアに早くから主体性を持ちたい」と経済的に自由になりたいと考えている方にオススメです。

ジョージ・S・クレイソン、大島 豊 (翻訳)「バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか」(グスコー出版)

『バビロンの大富豪』は、古代バビロニアの物語を通じて、お金に関する普遍的な知恵を学べる書籍です。
「収入の一部を必ず貯蓄する」「欲望をコントロールする」「お金に働かせる」など、シンプルで実践的なルールが物語形式で語られ、読みやすくも深い気づきを与えてくれます。
早いうちから正しいお金の習慣を身につけたい方にオススメです。

社会人生活のスタートは、人生のマネープランを立てる絶好のタイミングです。
20代のうちに結婚がしたい、子どもが欲しい、と考えているのであれば、社会人になって早々に大金が必要になる可能性もあります。
特に「将来のために賢く貯金したい」「給与をムダなく活用したい」と考える方には読んでほしい一冊です。

堅苦しいお金の本が苦手な人でも、ストーリー仕立てで楽しく読み進められます。

読書にはストレス発散効果もある

プレッシャーや人間関係、将来への不安など、若手社員が抱えるストレスは多岐にわたります。
そんなときにこそおすすめしたいのが読書です。
イギリスの大学の研究によると、たった6分の読書でストレスレベルが68%も低下したというデータがあります。
読書は、現実から一時的に意識を切り離し、心をリセットする効果があるのです。

特に、フィクションは想像力を刺激し、脳をリラックスさせる効果が高いとされています。
ですが、ビジネス書やエッセイなど、自分の興味に合ったジャンルでも十分に効果を感じられます。
ページをめくる行為そのものが心の整理につながることもあります。

「疲れているときに本なんて読めない」と思うかもしれませんが、5分でも10分でも構いません。
スマホの画面から目を離し、紙のページや静かな言葉に触れてみてください。
気持ちが少し軽くなり、また一歩前に進む力をくれるはずです。

まとめ 読書で悩みを解決する方法を知れたり気持ちが晴れたりする

今回は、会社に勤めはじめて約2年目~7年目の若手社員が仕事で悩んだときにオススメの書籍を6つ紹介しました。

  • 書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される
  • マンガでよくわかるエッセンシャル思考
  • 朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド
  • 科学的根拠に基づく最高の勉強法
  • 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
  • バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

読書には、ストレス発散効果もあるので、本を読むことで気持ちも晴れて前向きになれることもあります。
読書してインプットした知識を実生活にアウトプットすることで、さらに成長できるでしょう。
読書することで、自分も人生もアップデートしましょう!

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