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【新入社員向け】現場配属されるまでに読んでおきたい書籍6選

入社式や研修を終え、現場配属が近づくにつれて、ちゃんとやっていけるか不安な新入社員の方もいるのではないでしょうか。
学生時代とは異なり、社会人には仕事の進め方やビジネスマナー、コミュニケーションの取り方など、新しく求められることがたくさんあります。
配属前もしくは配属直後の今だからこそ、少しの知識と心構えを身につけておくだけで、スムーズなスタートを切ることができます。

この記事では、社会人歴5年の私が、実際に配属されて仕事をはじめる前に読んでおいて役に立ったこと、配属される前に読んでおきたかった書籍を6つ紹介します。

目次

社会人になると立場が変わるため基盤を整える必要があります

新入社員は、社会人としての基盤を整えることをオススメします。

学生時代は、大学や専門学校、高校などの学校に対してお金を払って先生に勉強を教えてもらいながら、様々なことを学んだと思います。
いわゆる、学校のお客様でした。

一方、社会人になるとお客様の立場からサービスを提供、製品をつくる側になります。
学生の頃とは、立場が異なります。
社会人は、仕事で他者貢献することで、お金(=給与)を受け取ることができます。

そのため、仕事を通じて他の人に貢献するために、社会人1年目はその基盤となるマインドや生活習慣を身につけることをオススメします。
そこで、ジャンル別に仕事をはじめる前に読んでおいて役に立ったことや配属される前に読んでおきたかった書籍を紹介します。

この記事で紹介するジャンル

  • マインド
  • ビジネススキル
  • マネーリテラシー

マインドが学べる書籍

社会人として大切な考え方やマインドが身につけられる書籍を紹介します。

大原扁理「年収90万円で東京ハッピーライフ」
(太田出版)

『年収90万円で東京ハッピーライフ』では、25歳から東京で週休5日の隠居生活を始めた著者の人生観や衣食住のTipsがまとめられています。
キーワードは嫌いなことで死なないです。
この書籍を読むと「仕事辞めたい。でも、生きていくためには仕事するしかない」から「今の仕事辞めても生きていけるかも」「もうちょっと楽しく人生を謳歌できるかも」と考えを改めさせてくれます。

仕事が嫌で嫌で仕方ないと絶望の淵に立たされている若手にまず読んでほしいです。
もちろん「仕事するのは辛いけど、やめようとまでは思ってないよ?」という方もいるでしょう。
そんな若手社員にも、いざとなったら今の会社から逃げていいのだ、を学ぶために読んでいただきたいです。
頑張るのは大事ですが、頑張りすぎて身体を壊すと治すのに時間がかかります。
身体が壊れないようにするための一手段として、ぜひ頭の片隅に入れておいてほしいです。

この本に出会い「嫌いなことで死ななくて良いし、こんなになるまで頑張る必要なんかなかったんだ」と救われました。

初版が2016年のため、物価高となっている昨今「年収90万で東京は厳しくない?」と思いがちです。
ですが、考え方や著者の1日の生活は、お金がかからないのに楽しそうな感じで、物価高の今でも学べることはまだまだ多いです。
むしろ、物価高の今だからこそ役立つかもしれません。
YouTubeで要約動画等も出ているので、要約動画を見てから書籍を読むのもオススメです。
ですが、書籍を読むと、お金がかからないのに楽しく過ごすTipsが学べます。
そのため、要約動画だけで終わらず、書籍を読むことをオススメします。
文庫本(ちくま文庫)も出ています。

越川慎司「世界の一流は「休日」に何をしているのか」
(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))

『世界の一流は「休日」に何をしているのか』は、仕事だけでなく人生全体を豊かにするために、一流の人たちがどのように休みを使っているのかを紹介する書籍です。
読書、運動、家族との時間、趣味への没頭など、休日の過ごし方が自己成長や仕事の成果にもつながるという視点が新鮮で、働き始めたばかりの人にこそ響く内容です。

「休日=ただ寝て過ごすもの」と思っている人にとっては、時間の使い方を見直す大きなきっかけになるはずです。
仕事もプライベートも充実させたい、長期的に自分を成長させたいと考える方にオススメです。
ライフスタイルの土台を整えるうえで、配属前に読んでおきたい一冊です。

Jam、名越康文(監修)「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」
(サンクチュアリ出版)

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』は、人間関係にモヤモヤしたときに心を軽くしてくれる書籍です。
SNSや職場での人付き合いに悩んだとき、「もしかして自分が悪いのかも…」と考えがちな人に、「気にしすぎなくて大丈夫」と優しく寄り添ってくれます。

4コマ漫画と解説で構成されており、忙しい合間にもサクッと読めるのが魅力です。
4コマ漫画がたくさん掲載されているので、活字が苦手な人も読みやすくなっています。
絵もほのぼのとしていて、漫画を読むだけでも楽しく、癒されます。

「職場でうまく人と関われるか不安」「人間関係に振り回されがち」といったような対人関係に不安を感じている方にオススメです。
完璧を求めず、少し肩の力を抜いて人と向き合えるようになる一冊です。
読むだけで心がふっと軽くなります。

ビジネススキルが学べる書籍

新入社員のうちは、最低限で良いのでどの企業に勤めいていても必要な基本的なビジネススキルをマスターしましょう。
社会人として必要最低限のビジネススキルが身につけられる書籍を紹介します。

大石哲之「図解コンサル1年目が学ぶこと」
(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

タイトルに”コンサル”とありますが、業界・職種関係なく学びになる書籍です。
話し方や考え方、さらにはマインドまで社会人の基礎に必要なスキルが網羅的に解説されています。
社会人1年目の社員、特に研修期間が3か月未満の会社に属する1年目社員に読んでもらいたいです。

教育が手厚い会社だと研修で教えてくれるような内容もありますが、多くの企業が人手不足等で手厚く教育できないことも多いです。
そのため、この本を読んで実践できると、より上司や同じチームやグループで働くメンバーに貢献できると思います。
書籍で紹介されている議事録や書類作成に関する知識は理解がしやすく実践もしやすいので、ぜひ職場でトライしてほしいです。
私も書籍の内容を実践しはじめてから、色々な会社の方に褒められることが多くなりました。

マネーリテラシーが学べる書籍

社会人になると、バイトをしていた頃よりも多くの給与を受け取る方が多いのではないでしょうか。
それと同時に、支払う税金も多くなります。
収入と支出を把握しないと、予想外の出費が重なり、お金が足りないという事態に発展しかねないです。

お金のトラブルに巻き込まれないようにするには、お金にまつわる知識を身につける必要があります。
新入社員のうちにお金に関する勉強をすることで、社会人人生を有意義に過ごすことができるでしょう。

そこで、多くの方々に読まれてきた、お金に関する良本を紹介します。

ロバート キヨサキ、白根 美保子 (翻訳)「改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」(筑摩書房

『金持ち父さん 貧乏父さん』は、著者が「金持ちの父」と「貧乏な父」から受けた教えを通して、お金に対する根本的な価値観を考え直す書籍です。

学校ではあまり教えてくれない「資産とは何か」「収入の柱をどう作るか」といった実践的な視点が、これから長い社会人生活を始めるにあたって非常に役立ちます。
貯金や節約だけでなく、経済的自立という視点を持つことの重要性を知るきっかけになるでしょう。

「将来お金に困らない生き方をしたい」「働き方やキャリアに早くから主体性を持ちたい」と経済的に自由になりたいと考えている方にオススメです。

ジョージ・S・クレイソン、大島 豊 (翻訳)「バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか」(グスコー出版)

『バビロンの大富豪』は、古代バビロニアの物語を通じて、お金に関する普遍的な知恵を学べる書籍です。
「収入の一部を必ず貯蓄する」「欲望をコントロールする」「お金に働かせる」など、シンプルで実践的なルールが物語形式で語られ、読みやすくも深い気づきを与えてくれます。
早いうちから正しいお金の習慣を身につけたい方にオススメです。

社会人生活のスタートは、人生のマネープランを立てる絶好のタイミングです。
20代のうちに結婚がしたい、子どもが欲しい、と考えているのであれば、社会人になって早々に大金が必要になる可能性もあります。
特に「将来のために賢く貯金したい」「給与をムダなく活用したい」と考える方には読んでほしい一冊です。

堅苦しいお金の本が苦手な人でも、ストーリー仕立てで楽しく読み進められます。

まとめ 社会人としての基盤を整えるために読書で知識をつけよう

仕事をはじめる前に読んでおきたい書籍を6つ紹介しました。

  • 年収90万円で東京ハッピーライフ
  • 世界の一流は「休日」に何をしているのか
  • 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ
  • 図解コンサル1年目が学ぶこと
  • 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
  • バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

社会人1年目の頃から読書習慣をつけておくと、それが自己投資にもつながります。
さらに、読書にはストレス発散効果もあります。

紹介した書籍をすべて読むと、かなりの知識をインプットすることになると思います。
急に変えようと焦ると失敗してしまうので、インプットしたことを少しずつ実践して習慣化していくことが大切になります。

少しずつ自分のペースで社会人としての基礎を整えて、スムーズに仕事を進められるようにしましょう。

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